SSD タイプの EBS はどの様にパフォーマンスを最適化していますか
困っていること
SSD の gp3 ボリュームタイプといった EBS は、どの様にパフォーマンスを最適化していますか。
どう対応すればいいの?
SSD タイプの EBS は内部的にデフラグ(デフラグメンテーション)と類似の trim を利用してパフォーマンスを最適化しており、意識することなく該当 EBS を利用できます。なお、補足として一般的には SSD タイプにデフラグはお勧めしません。
SSD は trim と呼ばれる技術も使用します。これにより、SSD が元のブロックを消去したときに、重複データを書き換える必要がなくなります。
デフラグについて
HDD ボリュームタイプの EBS: sc1 を E ドライブとして Windows OS の EC2 インスタンスにアタッチします。
その場合、コマンドプロンプトで "defrag e: /u /v" を実行すれば可能です。
システム パフォーマンスを向上させるために、ローカル ボリューム上の断片化されたファイルを検索して統合します。
このコマンドを実行するには、最低限、ローカル Administrators グループのメンバーシップまたは同等のメンバーシップが必要です。
defrag コマンド実行例
Microsoft Windows [Version 10.0.20348.2461]
(c) Microsoft Corporation. All rights reserved.
C:\Users\Administrator>defrag e: /u /v
ボリューム (E:) の 最適化 を起動しています...
分析: 100% 完了しました。
空き領域の統合: 100% 完了しました。
操作は正常に終了しました。
Post Defragmentation Report:
ボリューム情報:
ボリューム サイズ = 95.93 GB
クラスター サイズ = 4 KB
使用領域 = 96.07 MB
空き領域 = 95.83 GB
断片化:
断片化された領域の合計 = 0%
ファイルあたりの断片の平均 = 1.00
移動可能なファイルとフォルダー = 19
移動不可のファイルとフォルダー = 4
ファイル:
断片化されたファイル = 0
断片化されたファイルの総数 = 0
フォルダー:
フォルダーの総数 = 2
断片化されたフォルダー = 0
断片化されたフォルダーの総数 = 0
空き領域:
空き領域の数 = 3
空き領域の平均サイズ = 63.76 GB
空き領域の最大サイズ = 92.73 GB
マスター ファイル テーブル (MFT):
MFT サイズ = 256.00 KB
MFT レコード数 = 255
MFT 使用量 = 100%
MFT 断片化の合計 = 1
注意: 64 MB よりも大きいファイルの断片は、断片化の統計情報には含まれません。
C:\Users\Administrator>